2015年08月24日

鍋1つでフルマッシング(Brew in a Bag) その2

アドバンストブルーイングのブログ、久しぶりの更新です。

人手が足りず、ご注文から発送までお客様に長い間お待たせしていました。
そのため、ブログの更新をお休みしていました。
多大なご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。

発送停滞が少し解消しましたので、ブログの更新を再開します。



鍋1つのフルマッシング(=Brew in a Bag)ビールキット、
ご好評をいただいております。


前回ブログの続きです。

「鍋1つでフルマッシング」
麦芽を入れた袋を鍋に入れてマッシングした後、

袋を引き上げて吊るし、液体を全て鍋で受けて回収します。

FullSizeRender (4).jpg


この鍋に、ホップを加えながら60分間煮込みます。

FullSizeRender (5).jpg

(ここまでが前回の内容です)


これを急冷したら、フルマッシングのウォート(麦汁)が完成します。

IMG_0355 のコピー.jpg


フルマッシング仕込みですので、ウォート=麦汁=は、輸入ビールや質の高い
クラフトビールと比べて全く遜色ありません。


以降の工程は

・エアレーション(ウォートに酸素を溶け込ませます)
・イースト投入
・発酵
・プライミング、瓶詰め

通常の仕込みと同じです。



さて本日、BIABのフルマッシングキットを追加しました。

「ベルジャンホワイトI」、「ベルジャンホワイトII」、「ホワイトIPA」
の3種類。


ベルジャンホワイトはベルギーのホワイトビール。

通常のビールは大麦のモルト(麦芽)100%で作りますが
ホワイトビールは大麦モルトと小麦モルト、さらにモルト化
していない小麦で作ります。

小麦モルトや、モルト化していない小麦を加えることで
ビールが白濁し、小麦特有のさわやかな酸味や複雑な
フレイバーのビールになります。
オートミールはマウスフィール改善のため。

さらに、オレンジピールとコリアンダーシードを加えることで、
より豊かなビールが完成します。
マッシングの材料に、オーツ(オート麦)を加えることもあります。


・ベルジャンホワイトI
・ベルジャンホワイトII
・ホワイトIPA

上から、下に行くほど、ボディが強くホップも苦くなります。
特に、ホワイトIPAは強力です。

込み量は各々3L、4L、10L、19Lの4とおり
仕込量の1.5倍容量以上の鍋が1つあれば、仕込み可能です。


BIAB、驚くほど美味しいビールができます。

ぜひお試しください。
posted by advancedbrewing at 02:56| Comment(0) | 日記

2015年01月01日

鍋1つでフルマッシング(Brew in a Bag)

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


BIAB(Brew in a Bag)、鍋1つでフルマッシングを仕込む方法です。

以下簡単に紹介します。



鍋に水を入れ、加熱します。
IMG_0313.JPG


袋を入れて、麦芽を投入します。
FullSizeRender (2).jpg


温度をあわせ、保温します。
FullSizeRender (3).jpg


袋を引き上げます。FullSizeRender.jpgFullSizeRender (4).jpg


これでマッシング終了。
同じ鍋で煮込みます。FullSizeRender (5).jpg


続きは次回、。


Biab仕込みのキットを近日発売予定です。















posted by advancedbrewing at 12:52| Comment(2) | 日記

2014年10月13日

ビールをクリアにする(イースト臭)

イースト臭について、お客様から質問をいただきましたので
返信を含め、転載いたします。

clear2.jpg


上の写真は私のフルマッシングビール、
ケグに詰めて0℃で4週間放置(コンディショニング)、
イーストがほとんど落ちてクリアになっています。




> 今日は。キットを買ってから1ヶ月余り。
> 知人と合わせて7種類のビールを仕込みましたが、
> 全てに共通するイースト臭を抑えることは可能なのでしょうか?
> 瓶詰めして1ヶ月以上経てば無くなるものなのでしょうか?

イースト臭は
ビール中に浮遊しているイーストを飲むことで感じます。
少しざらついた、パンのようなニュアンスのにおいです。

この臭いを抑えるには
できるだけイーストを飲み込まないように分離します。
見た目がイーストで濁ったビールはフレイバーも
イーストで濁っています。



今お手元にある(完成した)ビールを
冷蔵庫で一ヶ月間冷やしてから
澱を巻き上げないようにそっと注いで飲むだけでも
イースト臭は激減します。


また、
アドバンストブルーイングの
「ホップバースティングペールエール」ビールキットは
発酵終了後、LLサイズポリ袋に移し替えて冷蔵庫で冷却して
仕込む工程を採っています。
冷却によるイースト沈殿の効果を大きく実感していただけると
思います。


ぜひお試しください。



以下、イーストを分離する理想的な方法を書いてみます。
できることだけ実行すればそのぶん効果があります。
温度も低ければ低いほど効果大です。



一次発酵が終わったら、できるだけ温度を下げて
(温度が低いほどイーストは早く沈殿します)
イーストが沈殿してから、ラッキング(他容器に
移し替え)します。



低温下で一週間ほどおくとイーストがさらに沈殿します。

(二次発酵と呼びます。容器を移し替えることでイーストを
分離する効果もありますが、雑菌汚染や酸化リスクも伴うため、
狭口の容器を使ったり、汚染リスクが高い高温期は避けるなど、
の考慮が必要です)


ボトリング容器に移し替えて瓶詰めします。


常温で瓶内発酵させて、
十分炭酸ガスが入ったら、瓶を冷やします。
2〜4週間ほど冷やすとイーストが瓶内で沈殿します。



飲むときは
沈殿したイーストを巻き上げないように
グラスに注ぎます。

(一旦傾けた瓶を立てて、さらに傾けるだけで
イーストが舞い上がって濁ります。



なお、混乱させてしまうと申し訳ありませんが、
もうひとつ
イースト自己溶解による
アミノ酸のようなうまみ成分もイースト臭ということがあります。
このフレイバーの場合は
発酵が終わったらビールとイーストをできるだけ早く分離させる
ことで解消します。

以上でございます。
美味しいビールをお楽しみください。


posted by advancedbrewing at 09:33| Comment(0) | 日記
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