2011年08月10日

真夏のビール仕込み方(続き)

真夏のビールの仕込み方 の続きです。
(今回は相澤が担当します)


当店の 初回お試し ¥2980 セット は、

image001.jpg



発酵容器を使わず、専用ポリ袋で発酵させるようになっています。



毎回新しい袋を使うため、雑菌汚染しにくい、理に適った方法ですが、
ポリ袋で発酵させる利点がもう一つあります。
「容れ物」によって形が自由に変えられる点です。

そのスペースにあわせた形にして発酵させることができます。



*ポータブル保冷温庫

容量15Lくらい、65Wの最も安価なタイプです。
夏の終わりにホームセンターなどでディスカウントされています。


image002.jpg



これを使ってアメリカンペールエール(10L)を発酵させました。




image003.jpg

室温28℃くらいのときに、15℃以下を持続できますので、
少なくともエールの発酵には十分です。
温度を見ながら保冷温庫をon/ofすれば大丈夫です。



冷却能力が小さいのでウォートを常温のまま入れると、
冷えるまでに1、2日かかります。
最初に氷などで所定温度まで補助的に冷やす必要があります。

これを使えば、
一年中、エール発酵の理想適温度である20℃前後を保つことができ、
クリアで雑味が少ない、格段に美味しいビールになります。



*保冷温庫+サーモスタット

この保冷温庫に、サーモスタットを付けると
理想的な発酵槽が完成します。


image004.jpg


「設定温度よりも温度が上がると電源ON」、
「設定温度よりも温度が下がると電源ON」
2つのモードを切り替えられますので

夏(クーラー)、冬(ヒーター)どちらも使うことができます。
写真のモデルは面倒な配線が不要、クーラーやヒーターの
電源プラグををサーモスタット本体のコンセントに挿すだけです。
温度は0℃から50℃まで設定できます。



冷却能力が高い保冷温庫や冷蔵庫を使えば、

さらに積極的な温度コントロールが可能になります。
例えば
20℃で発酵させて、
発酵終了直前に23℃まで1、2日温度をあげて
(ダイアセチルレスト=発酵残りの糖分発酵を促進させ、未熟臭を減少させる=のため)、
澱引き前に5℃まで温度を下げてイーストの沈殿を促進させて、
澱引き後さらに温度をさげてイーストを沈殿させて、
瓶詰め、等々。

ビールが驚くほど美味しくなります。


冷却能力によって、ラガーも年中醸造可能になります。

ぜひお試しください。


ご注意
冷蔵庫等、電源ONの瞬間には通常の電流よりも大きな「突入電流」が流れます。
サーモスタットは定格に余裕のあるものをお使いください。

コンプレッサー式の冷蔵庫は頻繁に電源をon/offすると過負荷となる場合があります。

特に加熱源を使う場合は、万一サーモスタットが動作しなくなった場合でも
大丈夫なように、例えば温度調節付きの電気あんか、等をお使いください。

posted by advancedbrewing at 00:00| Comment(0) | 日記
アドバンストブルーイングのTOPページヘ